鎮痛の仕組み

体には鎮痛の仕組みが備わっています。整体はその仕組みを利用して施術していきます。

○部分刺激
お母さんがお子さんの痛い場所に手をやって「痛いの痛いの飛んでいけ」というとなぜか痛みが和らいだ経験はありませんか?

これは、「手当て」といって立派な鎮痛施術です。

痛い場所に手をあてると「ゲートコントロール」という機能が働いて痛みが和らぎます。
また人にやさしく触れられると「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌され、自律神経が整い血流もよくなり痛みが軽減されます。

あまりゴリゴリ刺激するのは筋肉も硬くなり逆効果になります。

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○全身刺激
全身をマッサージする(これは筋肉、筋膜、皮膚を刺激することになります)と
自由神経終末が興奮し、血流がよくなり発痛物質を流して痛みを和らげます。

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○ツボ刺激
ツボは血管が豊富に存在する場所にあり、刺激すると血流がよくなり、脳から脊髄、
患部へと鎮痛指令を送るきっかけになります。(下行性疼痛抑制)

ツボはWHO(世界保健機構)も認める有効な方法です。

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