腰痛になったら

腰痛の85%が、原因が特定できないといわれ、
画像診断でも異常がないことが圧倒的に多いと思います。
画像では骨の変異はわかりますが筋肉や筋膜の異常は写りません。

臨床経験上、筋肉、筋膜のはり、関節の可動域の減少、ストレス、心的影響が
腰痛の原因の大半であるといえます。

ただ、筋肉、関節、精神的な原因以外にも、重大な病気が隠されている場合もあるので
次の症状がある方は、整形外科の受診をお勧めします。

重い病気は、全腰痛の1~3%ぐらいしかありませんが、
該当したら大変なことになります。

そのチェック項目です。

[check]発症年齢が50歳以上である

[check]徐々に痛みを感じるようになった

[check]ひどいケガをしてから腰が痛い(高所からの転落、交通事故)

[check]絶え間ない痛みが徐々に強くなっている(夜間痛、楽な姿勢や動作が見つけられない)

[check]がんになったことがある

[check]糖尿病がある

[check]背骨をたたくと激痛がある

[check]原因不明の体重減少がある

1つでも該当したらレントゲンを撮りましょう。
画像撮影で異常が無ければ、
私の出番です。